語学ママの語学マインドが整うブログ

通訳者・博物館英語ガイド・オンライン語学講師。語学学習を続ける語学ママの記録です☆

(書評)「フィンランド人はなぜ学校教育だけで英語が話せるのか?」からの脳科学と英語力。

 

 

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名古屋は桜がとっても綺麗に咲いてます〜!

散歩するしかない!本当に素敵です。

 

 

 

さて、今日は2冊の本の書評をさせてください。

書評というと偉そうですが、、

実際は単に感想を少し書く程度なのですが。。

 

 

 

この2冊、図書館で気になった本で借りてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずフィンランドの方の感想ですが、私が感じたポイントは大まかには以下の通りです。

 

1、教員の英語力、専門性の高さ

2、政府の教育予算の高さ

3、教員の勤務時間の短さとワークライフバランスの良さ

 

英語教育の中身自体は色々違うのは当たり前なのですが、

結局それを可能にしているのは、上の3つなんだと感じました。

 

日本政府は、海外支援にはお金を出しますが、

自国民の英語教育に関してはお金をどこまで出しているのでしょう?

 

GDP比で比較するとヨーロッパ諸国の半分程度だそうです。

がっかりしませんか?

 

日本語と英語はかなり違う言語なので、習得が難しいのは当たり前だとも書いてありました。でしたら、なおさら国は予算を割いて、英語力を高める努力をすべきです。

 

と、国の批判をしても我が子の英語力は高まりませんね笑

 

なので、何ができるのか考えたいと思います。

 

 

そこで2冊目の本に行きます。

 

私は脳科学者が英語学習について語る本が大好きです。

なぜなら、著者の実体験だけではなく、実際に自分にも当てはまる脳について解説してくださっているから。実体験がそのまま私に合うとは限りません。

色々とがっかりする本も読んできました。でも脳科学は絶対に共通項目があるので

役立つのです。

 

この本もとてもよかったです。

みなさんもぜひ読んでほしいなと思いますが、前半は正直面白くなかったです。

後半はとても共感できました。

 

中でも、子供の教育に活かせそうだなと思ったのは、

語学が楽しくて実践的なものだと思わせる環境にいくこと、またそういった

教材を選ぶことが大事だということ。

 

あとは、楽器の演奏やダンス、運動が脳によく、英語学習の効果を上げるという内容でした。これにはすごく共感しました。

なぜかピアニストや水泳が上手な人は語学が堪能な方が多いという私の経験から納得したんです。

 

うちは娘はダンスは嫌いなのですが、水泳はなんとか続けています。

これは水泳自体が素晴らしいということもありますが、

いつか語学に活かしてほしいという思いもあるから笑

 

また、いつか娘が海外に行った時、語学では思うようにいかないことがあったとしても、スポーツや何か別の分野で語学が必要ないもので

自分に自信を持ってほしいというのもあります。

これは随分前にブログに書いたことです。

 

 

さて、大人の学習について確信したことは、

語学は遺伝的な要素はほとんど関係ないということです。

 

視力などについては遺伝が大きく関わるそうですが、

語学力に遺伝はあまり関係ないそうです。

 

私は、容姿も良くないし

スポーツもできないし、視力もとても悪いし

遺伝的な話をされるとあまりいいことがないのですが笑

 

遺伝は関係ないよと言われる語学だけは

好きなんです。

 

なので、私は語学に向いていない、という人は

いないはずなんですね。

 

 

 

というわけで、モチベーションがアップする本を2冊読むことができ、嬉しいです。

図書館には意外にいい本がたくさんあります。

英語教育、英語といったキーワードで本を検索して

取り寄せること、おすすめです。

 

 

最後に。

子供に英語を学ばせたいと思う親御さんがいたら、

一緒に英語を学ぶことをお勧めします。

 

ネットフリックスで英語のバラエティ番組を見たり、

アニメを英語で聞いたり。(字幕は日本語にしてOK)

 

その繰り返しで英語への抵抗をなくし、

音声にも触れていけます。

 

これは、私が最近実践していることです。

私自身も英語の学習になるので、ありがたいです。

 

子供と学ぼうという姿勢が一番大事なのではないかな。

 

 

またまとまりのない記事を書いてしまいましたが、

参考になった!と思っていただける方が一人でもいたら

嬉しいです。