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週末、インドネシア語の通訳付きの日本語の講演会に行ってきました。
仏教に関する講演会だったので、博物館ガイドをしている私にとってはとってもためになる講演会でした。
今回は、日本語からインドネシア語でしたが、インドネシア語の勉強になったと同時に、私は英語に通訳する場合、どんな単語で引っかかりそうかな、という視点でも聞いていました。
その視点から、いくつか、単語をピックアップしてみました。
興隆
インド文学アカデミー
ギルギット
仏教文物
さて、みなさん!どれだけ英語に訳せそうですか??
結構、難しいですよね。
まず、ギルギットって何????
文物って、、、?
文書と物なんでしょうが。。
と、日本語だけでもなかなか。
辞書で調べると、文物とは、学問・芸術・技芸など、文化の所産であるもの、という説明がありますので、
英語にするとcultural heritageで良いのかなと思います。
またギルギットは、コトバンクから抜粋しますね。
パキスタン北部,カシミールの町。ギルギット川とフンザ川の合流点より西方約 20km,ギルギット川南岸に位置する。古くからカシミールとパンジャブ,西チベット,フンザ地方とを結ぶ交易中継地として栄え,仏教の聖地としても有名。独立以来インドと帰属が争われ,現在ではパキスタン管理下のカシミールの軍事的主要拠点で,付近の少数民族に対する行政中心地でもある。周囲にはわずかな農耕地が開かれ,コムギ,ダイズなどを生産。気候は高地温帯に属し,春夏秋冬の季節がはっきりしている。
パキスタンといえば、今ちょうど、ヒラリークリントンの著書、困難な選択で読んでいる範囲でして。。
紛争が絶えない地域ですが、仏教興隆の歴史において欠かせない地域だったとは。知りませんでした。
そして、莫高窟。
Mogao Cavesと言います。
敦煌は、Dunhuang City。
なんとNHKが特集を組んでいました。
https://www.youtube.com/watch?v=R29A0GyLYlE
英語で説明してくれていますし、字幕もあるので、英語を確認しながら聞くことができます!
普段目にしない単語ですが、博物館で仏教史に触れる必要がある場合、特に通訳者であれば、知っておくべき単語たちです。
私はビジネス通訳よりも、学術的な英語を学んでいる時の方がワクワクします。
こういう学びができる事に感謝の日々です