語学ママブログへのご訪問ありがとうございます。
昨日は、英語サークルの日でした。
3ヶ月に一回程度しか開催できないサークルですが、毎回、参加者の皆さんにとても喜んでもらっています。
サークルの方針とか、どうして喜んでもらったのかについては、別記事で取り上げたいと思いますが、本当に毎回私の方も勉強させていただき、刺激をもらうサークルになっています
さて、今日は、インドネシアについての勉強会があり、ヘリテージの図書館へ行ってきました。
ヘリテージのスタッフさんは、インドネシア人なのですが、とても親切で頭の良い方なので、会話が弾みます。
今日は、本を借りるついでに、MRTが話題にのぼり、長い立ち話になりました。
話の流れで「インドネシア人は、命令とか、決まりを守るのが嫌い」という話になり、、
とても興味深かったので、ここでシェアしたいと思います。
以前から、「インドネシア人は、ゴミをポイ捨てする。」と聞いていました。
その理由は、「ゴミ捨てに関する教育ができていない」というものから、
「クリーンスタッフ(掃除屋さん)の仕事がなくなるから」というものまで、様々な噂がありましたが、実際どうなんだろう?と思っていました。
今日、実際にインドネシア人のスタッフさんに聞いたお話をざっくりまとめると、こんな感じでした。
まず、インドネシアは数百年に渡りオランダに支配されてきた、という背景を押さえておく必要があります。
長い長い植民地時代の中で、オランダ人からの様々な命令に対し、インドネシア人は「Yes」と表向きには答えても、それは、「あなたの命令を聞きます」というイエスではなく、「あなたの命令を聞きましたが、従うとは限りません」という、反骨精神のようなものが育って行ったそうなのです。
その精神は、ゴミ捨てとは直接関係ないかもしれませんが、規律を守らないゆるい感じの文化は、そこからきているかもしれない、とのことでした。
また、ゴミ捨てに関しては、私が噂で聞いた通り、「掃除やさんの仕事を奪うことになるから」という理由でした。
インドネシアの人口は、とても大きいです。効率化を考えて仕事を減らすことは、必ずしも国民の幸せにはならないので、仕事はシェアするもの、という価値観があるそうなのです。
なので、西洋的な価値観からすると、「非効率だ」と思えるものも、インドネシアでは価値があると思われるそう。
レストランや、工事現場で働き手が溢れていると思う私達とは違い、現地の人たちは、雇用機会が増えて素晴らしいという価値観を持っているそうなのです。
改めて、インドネシア人の彼女から話を聞いて、納得するものがありました。
それが正しいとか、違うとかではなく、そういう価値観で物事を見ているインドネシア人の考え方を理解しておく必要があるな、と痛感しました。
なんだかうまくまとまりませんが、、、
立ち話って素敵だなと思いました。(このまとめ方もどうかと思いますが)
今日の単語(久しぶりに復活)
a sounding board
相談役