ご訪問ありがとうございます。
(最初にお断りさせてください。今日の記事は内容が内容だけに長くなる予定です)
前回のお約束通り、今日は、語学のエキスパートに聞いてはいけない質問について書きたいと思いますが、その前に、、
こんな本を読みましたのでご紹介。
使いきる。 有元葉子の整理術 衣・食・住・からだ・頭 1,404円 |
ジャパンクラブで借りた本なのですが、ものすごい影響力で、お片づけが一気に進んだんです。
また詳しくは別記事で書きますが、昨日は1日がかりで子供部屋を一気に片付けました。
思った以上に片付けられて、大興奮しちゃって、全然眠れませんでした。
そんなわけで本当はそのことについて語りたいのですが、お約束していたので、本題に入ります
実は、私が高校生の時、私はものすごくシビアな人間でした
当時から英語に一番力を入れていて、単語テストでも学年トップレベルに入っていまして、後輩たちから、語学について色々と質問されている感じでした。
当時は受験を視野に入れて、英会話にはあまり力を入れていなかった頃ですが、、
その時に、語学に関する質問をされ、うーん、内容ははっきり覚えていないのですが、「どうやったら英語のテストでいい成績が取れますか?」っていうような内容だった気がします。
それに対する私の回答、、
「とにかくやるしかないよ。」
という、つっけんどんな回答。。
実は、今でも後悔しています
でもある意味、あの時必死だった私にとって、「どうやったら上手くなりますか?」という質問は、私の気持ちを逆撫でしたんですよね。。
それはあなたが一生懸命やる中で身につけるしかないんじゃないの?って。
コワ〜〜。私。。。
私もそれなりに色々あって、それから人間に成長しまして、いまがあります
いま、そういう質問をされたら、色々方法は教えるようにしています。
だって私も、同じ立場だったら、同じ質問をすると思うから!
どうやったら上手になるのか、知りたいですよね。
でも、それなりに成長した私でも、この質問はダメだな〜と思うものがあります。
それは、なんだと思いますか?
これです!
「どれくらい勉強したら、上手になりますか?」
この質問は本当に困ります。
よく巷で聞く、「1年間頑張ればぺらぺらに」「3ヶ月でぺらぺらに」というもの。
あれも、ぺらぺらって、基準はなんだろう?って思うんです。
ぺらぺらのイメージ、人によって違うと思うんですよね。
よく、インドネシア語を一緒に勉強している仲間とも話していますが、
どれくらい勉強すれば話せる?と聞く時点で、やる気がないよね〜と言っています
鬼ですね すいません。
でも、本来、語学というのは、言葉だけでなく、文化や歴史が背景となっているので、短期間で習得することは不可能だと思います。それを知った上で、謙虚に学んで行こうという姿勢が必要。
なのに、どれだけ勉強すればいいか?という質問。。
そんなわけで、愚問なのです。
もちろん、質問される方は、悪気があって聞いているわけではないのも承知しています。
でも、どれだけ学べばいいか?というのは、能力もそうですし、どれだけやる気があるかによって違うんです。
何よりも、手っ取り早く学びたいという甘さがにじみ出ていて、語学に対する姿勢が甘いという証明となってしまうというのが私の感想です。ますます鬼だな〜。。
かなり辛口な今日の私ですが、実はずっと思っていたことで、たまたま今日シェアしました。
私がもしこの質問をされたら、、
(実際にあった事です。)
「人によるかな。」と言います。
または、「一生かな。」とも
それが本心です。
例えば、英検2級を目指していて、取得までどれくらいかかると思うか?という質問だとちょっと別です。
「問題集を2冊丁寧にやれば受かるのでは」というような回答ができるからです。
そんなわけで、今日は熱いトークになってしまいました。
どうか、語学熱がある人に、この質問だけはしないでおいてくださいね
もちろん、これは私の個人的な考えで、違うお考えをお持ちの語学コーチの方もたくさんいらっしゃると思います。
私が今後、コーチングに携わることになったときに、メソッドを開発して、違うことを言い出す可能性だってあります。
なので、私が現時点で私の能力で考えていることをシェアさせてもらいました。
皆さんはどう思いますか?
語学ってとにかく深いんですよね。
英検1級とったからってぺらぺらか、わかりません。
通訳者としてお金をいただくようになっても、私は自分のことを英語が上手だと思ったことはないんです。
まだまだ上がいます。
一生勉強だと思います。
その中での出会いを大事に成長していけたらと思っています。
今日の英単語
nautilus オウムガイ