語学ママブログへのご訪問ありがとうございます。
前回のブログ記事へのいいねが結構多かったことから、英語プレゼンに対する読者の皆様の興味の深さを感じております。
また、内容も濃い方が喜ばれるのかな?とも思いました。
でも、4に関しては、ちょっと濃すぎましたかね。。
読み直した時、長すぎるかな、と思いました。
ということで、今回は短めにします。(ちょっと疲れているというのも、その理由ですが)
さて、前回までで、プレゼンの原稿を読み上げるところまで書きました。
その時に色々注意すべきことがあることも取り上げましたね。その準備は、とても大切なことですし、時間もかかります。
前回書いたポイントについては、慣れるまでに、すごく時間がかかると思うので、さらっと書いてしまってよかったか、今でも少し疑問が残っていますが、良しとしますね
さて、次のステップに入ります。
ステップ4までにする作業の中で、頭の中で英文を箇条書きに戻すことをお伝えしました。
さて、ステップ5としましては、その箇条書きをもとに、自分の頭の中で英語の文章を作り上げていくことになります。
あくまでも、頭の中に残っている、箇条書きをもとに英文を作っていくのです。
そして、その順番ですが、記憶をもとにたどるので、順番通りにならないかもしれません。
例えば、、、
インドネシアの多様性についてかなりざっくり話すとしますね。
1、インドネシアは多様性の国である。(イントロ)
2、インドネシアには、島が1万3000ある。
3、6つの宗教が認められている。
4、民族の数は300と言われている。
英文をもとに、こういう箇条書きができているとしましょう。
順番も、この通りがいい、という順番になっているはずです。
この4つは、まず、しっかり頭の中に入れ、プレゼン前にしっかり確認します。
そして、この箇条書きについて、1つ1つ、自分の言葉で英文にしていきます。
(例:頭の中)
1、 確か、最初に多様性の国であることを話すんだよね。
Indonesia is a country of diversity.
Indonesia is a diverse country.
いろいろな言い方がありますが、自分の英語力ででてくる英文を口にします。
2、次は、確か島の数。。
The number of its islands is...
There are ... islands in Indonesia.
こちらも色々言い方がありますよね。
3、ええっと宗教と民族の話が残っているな。
まず民族にしよう。
There are..
そんな感じで進めます。3で見られるように、順番が入れ替わってしまうこともOKとします。
もちろん、並列にはできない場合、しっかりと流れを押さえておく必要はあります。まあ、その場合は、理論的に話を進めるわけなので、間違うことはありません。
というわけで、この作業、英語のアウトプット力がないと、厳しいです!
このアウトプット力をつけるには、どうしたら良いのか?
これについては、また別途書きたいと思います。
今回は、どういう作業が必要か、簡単に述べるのみにしたいと思います。
さて、ちょっと話題を変えますね。
実は、ここ最近、学生さんからお問い合わせをいただくことが多くなってきました。
「学校の授業で英語のスピーチをすることになりました。
何から手をつけていいかわかりません。」
「学校の授業で英語のスピーチをするのですが、スピーチ内容を翻訳して欲しいです。」
このようなお問い合わせをなんと私がいただくのです!!!
このようなお声を聞き、私を頼っていただいて嬉しい反面、正直、とても心配になりました。
教育現場の英語教育、ちょっと行き過ぎていませんか?と。
実は、英語のスピーチをするというのは、とてもハードルが高いことです。
英語力だけではなく、人前に立つということ。
母国語でない言葉で話すこと。
英語力、文法力、プレゼン力、社会性、分析力などいろいろな力が試されるのが英語スピーチなのです。
それを英語好きでもない中学生や高校生がする、となれば、とてもとても大変だと思うのです。
行き詰まってしまった学生さんたちは、どこに拠り所を求めたら良いのでしょう?
先生方、どうか、生徒さんたちの困った顔や、大変な思いを受け止めてあげて欲しいです。
噛み砕いて噛み砕いて、英語スピーチとはどういうものか、基本の基本から教えていただけたらと思います。
私自身、英語スピーチに触れたのは、中学校2年生の時でした
英語が大好きで大好きで、毎回100点だった私でさえ、英語スピーチは難関でした(自慢ではありません!英語スピーチがどれだけ大変かということをお伝えしたかったので、書きました。)
そして、通訳者になりたいと思っていた私だったからこそ、あえて、自ら英語の先生と共にスピーチを作成、練習し、3分程度のスピーチを暗唱し、スピーチコンテストに出場しました
でも、とても大変な作業なんです
でもでもでも、それ以上に、とても貴重な経験で、今の英語力は、この時のスピーチコンテストがあったからこそあると思っています。だからこそ、もし、この作業に取り組めるなら、ぜひ頑張っていただきたいと思うのも実情です。
この中学生の時の私の体験については、また、別の機会に書きますね。
参考にしていただける学生さんがいることを確信しましたので。
(お問い合わせいただいた学生の皆様、学年もお名前も、伏せていますので、個人情報は守られています。安心してくださいね。)