ご訪問ありがとうございます。
実は、今年に入って、一番書きたかったことがありました。
今日はそれを書こうかと思い、パソコンを開きました。
テーマの通りですが、「欧米人と付き合う上で一番大事なこと」です。
私は、大学を卒業するまで、日本で生活していたので、欧米人の友達はあまりいませんでした。
大学院でアメリカに行ってから、親友はできましたが、所詮、学生です。
社会人として一人の大人としての付き合い方は知らないまま、就職が決まり、日本に帰ってきたような気がします。
その後、日本で通訳業に携わったので、欧米人の上司やお客様と関わることはありましたが、それも仕事上の付き合いで、表面的な関わりしかできていなかったと思います。
それが、ジャカルタに来て、変わりました。
欧米人の知り合いができ、一緒にグループ活動などをするようになり、色々と考えさせられるようになったのです。
これまで、私は留学も経験していたし、欧米人とのお付き合いには自信があったのだと思います。
しかし、違いました
一番衝撃的だったのは、「欧米では、約束を守ることが何より大事」ということでした。
そう、当たり前のことなんです。
日本でももちろんそうなんです。
約束を守ること、これは、人間として当たり前なんですよ。
でも、意外に、日本人はできていないような気がするんです。
もちろん、これは人によりますし、私の個人的な考えかもしれません。
ただ、私はそう実感しました。そう思わせられたことが重なったからです。
一番大きかったのは、会議の日程について。
欧米では、一度、個人レベルであっても、グループレベルであっても、約束したことは、どんな事情があるにせよ、(自分の考えが変わったとか、家族の約束が入ったとかですね)守ることが重要視されます。一度グループで決めたことを変えることはあまりしません。
例えば、ミーティングの日にちが決まると、再度その日にちを帰るのは、効率が悪い、と思われます。
「コミット」するという気持ちが重要視されます。
それに比べ、日本人だと、「。。。という予定が入ってしまった。」「。。。という理由でやっぱり行けない」という言い訳ではないですけど、いろいろな事情があるということで、先に入っていた約束を断ってもいいような風潮があるように感じます。
これは、絶対的な違いではなく、経験しないとわからないことなので、私のブログを読んだだけで、わかっていただける内容ではないかもしれません。。。
ただ、「コミットメント」の意識は、欧米と日本では、確実に違うと感じています。
私の経験として、欧米人の方と約束をするときは、本当に果たせる約束なのか、何度も何度もいつも以上に確認をすること。
一度した約束は、どうしても絶対的に難しい理由が入らない限り、どんなことがあっても、守ること。
(本当に当たり前のことなんです)
日本人に対しても同じですよね。
ただ、何度も書いてしつこいのですが、「コミットメント」の意識が、欧米と日本では、確実に違うのです。
これは、語学に関係ないようで、とても重要なのではないかな、と思い、シェアさせていただきました。
もし、欧米人とこれから関わる機会がある方がいらしたら、私のこの記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。
そして、あくまでもこれは私の個人的な感想です。
そう思われない方もたくさんいるかと思います。
ただ、この意識の違いでコミュニケーションに苦しむ方が少しでも減ると良いなという思いから書いてみました
今月中旬から、私自身、欧米の方達と今よりもっと関わっていくことになるので、自分自身へも言い聞かせているところです。
あ、もちろん 日本人のお友達とも、約束を守っていくことを 今以上に大事にしていきたいと思います。
異文化から学ぶとは、まさにこのことですね