ご訪問ありがとうございます。
早速ですが、XS Projectってご存知でしょうか。
http://www.xsproject-id.org/index.html
よくバザーで見かける、こういう製品を作っているところ。
会社ではないんですよ!
ジャカルタに山積するゴミ問題の解決に踏み出している素晴らしい団体です。
具体的には、プラスチックの容器を色々なリサイクル品に変えたり、ゴミ拾いを職業としている家庭のお子さんに教育支援をするというもの。
今日は、そこに見学に行かせていただきました。
施設に入ると、材料となるゴミを洗っているお兄さんたちの姿が。
洗剤で自然が汚れてしまうけど、それはどうしようもない、との話がありました。
確かに、製品が汚れていたら、誰も買いません。。
そして、洗った材料を乾かして、、
切ることはしないそう。強い製品を作るため、この状態でリサイクル品を作ります。
なんと!JUKIが使われています。
さて、所長から、廃材についての話が聞けました。
色々な会社から、いろんな廃材をもらうとのこと。
ジャジャーン。これは、日本の会社から受け取ったもの。
カーシート。
なかなか、これがリサイクルしづらいらしいです。
苦戦した結果、こんな感じに。右側のポーチ。
そのほか、パソコンケースの内側の布として使われていました。
なんとクリエイティブな!と思いました。
製作所を見学した後、ビデオを見せていただきました。
ゴミ拾いを職業としている父親が、子供には絶対にゴミ拾いの手伝いをさせず、学校に行かせている教育啓蒙のビデオでした。
涙が溢れました。。。
市民が頑張っていることはすごいことです。
インドネシア政府にはまだまだできることがありそうです。
政治家、堕落してる場合じゃないぞ!と言いたいですね。
さて、売店ものぞきました。
ペンケースかな。
ネームタグ。使えそう。黒色を買いました。
バッグがたくさん。
リサイクルメモ
倉庫も見せてもらいました。
すごい数のプラスチック廃材が重ねてしまわれているのが、わかりますでしょうか??
こういうプラスチック袋に入った詰め替え用の洗剤、よく売ってますよね。
そして、日本では、詰め替え用の容器を買ったほうが地球に優しい、という常識がありますよね。
でも、ああいうのは、もう買わないほうがいいです!
再利用がとても難しいものだそうで、ゴミ処理業者は、引き取ってくれず、土の中に埋もれるだけだそう。
なので、インドネシアでは、できれば、ボトルに入っている洗剤とかにしたほうが地球に優しいそうです。
プラスチックボトルなら、ゴミ処理業者が引き取ってくれるからです。
それから、別の発見もありました。
一杯出しコーヒーの袋。
可愛いですけど、こういうバッグは作るのが大変らしいです。
縫うのが大変なんですって。
コストもかかるし、いい材料ではないとのこと。
こういうコーヒー、便利だけど、インドネシアにいる今は、買うのをやめようと本気で思いました。
さて、今日の戦利品。
バッグ。派手派手なのは、買えないなあと思っていたら、こんな落ち着いたものもあり、即買い。 紺色で、使いやすそうです。
社会貢献もでき、いいお買い物をしました。
それから、所長は日本人学校などでもイベントをされるそうです。
私も、間接的にお手伝いを若干させていただく予定です。