語学マインドが整うブログへようこそ。
さて、今日は通訳者に必要なスキルの3つ目です。
分析力。
通訳に必要なスキルは、言語によって変わるものではなく、
基本的には同じなので、
英語以外の言語にも応用できると思います。
分析力というのは、ものすごく大事です。
これは、通訳学校でも学んだのですが、
どういうことかというと、スピーカーからの情報が一気にやってきた時に
全部訳せばいいということではなく、
スピーカーが言いたいことはなんなのか、
一旦分析することが必要なので、
その分析をする力が必要です、ということなんです。
とりあえず聞こえてきた言葉を
どんどん訳していくだけだと
とても聞き取りづらく、
リスナーにとっては
聞きたくない通訳になってしまいます。
(ああ、耳が痛い話です。)
聞いたことをすぐに訳すのではなく、
一旦頭の中で分析して、
意味を理解して、それを出力していくという
作業はまさに分析力。
これは意識して取り組む中で身に付きます。
通訳者として、とても重要なスキルです。
これは、単に外国語が上手に話せればできるというものではなく、
練習が必要だと思います。
分析力、とても大事なので通訳になりたい方は
普段から意識されるといいと思います。
私はこれがあまり上手ではなくて
同時通訳の時、いつも自分の通訳にがっかりしておりますが、
意識して良くしていきたいと思っているので
自戒の念を込めてこの記事を書きました。
それでは、また〜〜