2021年、あけましておめでとうございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
去年はコロナに振り回された一年になりましたが、今年はもっともっと自分らしく飛翔する年にしたいと心から祈る新年の出発を切りました。
名古屋の徳川園に行ってみました。
お正月に日本庭園に行くって想像していませんでしたが、とても良い!と思いました。
オープンな場所ですしね。
徳川園で見つけた竜門の滝にまつわるお話、私は大好きな伝説です。
鯉が竜になりたくて、登りきったら竜になれる滝に挑戦する。
そして、登りきって竜になったという中国の伝説です。
これは、娘にも度々話しています。小さく思える自分自身の大きな可能性を語る伝説で、素敵じゃないですか?
私はこの話を高校生になったばかりの時に尊敬する師匠から伺い、通訳者になることを誓ったのでした。
そしてこのお正月にそのエピソードを思い出させてくれた素晴らしい本に出会いました。
英語を学んでいる方なら、もしかしてもうとっくの昔に読んでいらっしゃるかもしれませんが。。。
小熊さんは、通訳を志す方なら誰もがご存知の方だと思いますが、私はつい最近図書館で知ったという次第でして。。
こちらの本、何気に手にとって読み始めたのですが、初めてこういうハウツー本に心から共感することができたので、本当にうれしくなってしまい、ブログでシェアすることにしました。
こちらの本には、タイトルの通り、小熊さんがこれまでやってきた英語の勉強方法が書かれています。
これを読んで思ったのは、語学の習得に王道はないということ。
ハウツー本でありながら、楽をして勉強する、という観点は一切ないのです。
巷でよく聞く、「勉強しなくても話せるようになる」「文法は一切勉強しなくてもいい」というような謳い文句は一切ありません。
(ちなみに、私はその手のハウツー本は嫌いです。。。)
小熊さんの死に物狂いで勉強してきた様子も垣間見れてものすごく親近感を持てました。実は、僭越ながらその様子が私が高校時代に勉強していた様子とすごく重なるんです。
私の話ですが、高校生の時、寮生活をしていました。
英語の通訳者になるという夢を持っていた私は、文字通り「死に物狂い」で勉強をしていたので、人目もはばからず、小熊さんと同じようにトイレやお風呂に単語リストを持ち込んで、一つでも多く単語を覚えようと必死でした。その頃から、NHKのビジネス英会話を聞いていましたし、TIME紙の単語集なども勉強していました。
その努力は確実に身を結び、上智大学や東京外国語大学の入試で現役合格することもできました。(という私の経験から、中高生、大学受験指導も可能です。)
小熊さんも私と同じように、どこにあっても付箋で作った単語帳を持ち込んで勉強していらっしゃったり、飲み会などはお断りしてストイックに勉強していたようです。
そういうストイックすぎるほどの勉強時期が語学力向上において絶対に必要!
ですが、そういう辛い時期について書いてくださっている方はあまりいないように思います。
一方で、小熊さんは、効率的に、そして日常生活にどのように語学の時間を取り入れられるかということも細かに書いてあり、日本で英語を習得する上で本当に参考になる情報がたくさん載っています。
新年を迎えるにあたり、この本でご自身の勉強法を見直す機会をとってみるのもいいのでは、と思っています。
英語に限らず、インドネシア語など、日本で外国語を学ぶ上でとても参考になることがたくさん載っていますので、皆さんにオススメさせていただきたいと思っています。
私自身は、こちらの本を読んで、先生のこれまでの勉強方法がこれまで私がやってきた勉強方法と重なる部分がとても多かったので、大きな自信がつきました。
また、先生自身の向上心には心打たれました。
やっぱり向上心の強い先生が良いですね。
自分自身も常に高い向上心を持って生徒さんを引っ張っていけたらと改めて決意しました。
実は先生の本を読んで、今年から語学ママのオンライン語学サロンで、新たなサービスも開始しようと決意しておりまして。
それは、語学カウンセリングです。
色々と試行錯誤しながら勉強してきた私なので、カウンセリングを提供する自信はあります。ですが、細かいところなど、現在、思考中ですので、はっきりしましたら、ブログで告知しようと思います。
どちらにせよ、今年は大きく飛翔するために力をつける時だと思っています。
このブログも更新を楽しみにしてくださっている方が多いとたくさんのお声をいただいておりますので、ちょくちょく更新していこうと思っています。
ぜひまた遊びにきてくださいね。
それでは、最後まで読んでくださってありがとうございました!
2021年が読者の皆様にとっても健康で素晴らしい年になることをお祈りしております。