語学ママの語学マインドが整うブログ

通訳者・博物館英語ガイド・オンライン語学講師。語学学習を続ける語学ママの記録です☆

18歳以下の子供に対する給付金10万円。コメントに対して私が思ったこと。

語学マインドが整うブログへようこそ。

 

今日は金曜日!いつもはなんだか嬉しい金曜日なのですが、今日は、

なんだかモヤモヤする金曜日です。

 

 

なんでモヤモヤしているかというと

タイトルにも書きました給付金の件で、いろんな意見を聞く中で

なんだかモヤモヤしてきたんです。

(政策自体にモヤモヤしているという意味ではなく。)

 

今日は、このモヤモヤについて分析しようと思います。

 

 

モヤモヤを感じたきっかけ

先立って行われた衆議院選挙。

衆議院選挙で選挙前から連立与党であった自民党公明党

政権を獲得しました。

 

そこで、公明党が公約に掲げていた子ども一人あたり10万円の給付金、という

政策が具現化してきました。

 

この政策については、具現化する中で

いろんな意見が出てきていますが、

そのいろんな意見を見ている・聞いているうちに

モヤモヤしてきまして。。。

 

今回は、その原因と、それに対する私の考えを書くことにしました。

今回は政策自体についての見解を長々と話すことはしません。

別の観点から書いています。

 

もしよかったらコーヒー片手に気軽な感じで

主婦の戯言にお付き合いください。

 

 

政策について

18歳以下の子どもがいる家庭に10万円の給付金を!という公約を

掲げていた公明党

 

自民党は、与党として受け入れる形でそんなに乗り気ではありませんでした。

しかし、所得制限を設けることで合意。

 

 

現在の争点

所得制限の基準を世帯主の収入にするか、世帯の収入にするか。

現金支給か、一部をクーポンにするか。などでしょうか。

 

 

私の政策に対する理解

この政策に対してはいろんな意見があって、

ネット上でも音声配信でもいろいろな意見があるんだな〜と

感じています。

 

いろんな意見、全てにそうだよね〜と思う私ですが、

コロナ禍で仕事を失って困っている家庭の子どもたちのこと、

また子育てにはお金がかかるということを考えての施策だと

捉えています。公共政策を修士課程で学んできた者として、

こういった福祉政策は、ある程度必要だと思っています。

 

 

モヤモヤした理由は、政策自体に感じているのではないのです

この政策は現在話題沸騰中なので、いろんなコメントがネット上に掲載されています。

その中で私が実はモヤっとしてしまった一つをご紹介しますね。

 

「今や女性も社会で働く時代。女性が働くのは当たり前。

世帯全体での収入で支給枠を決めたらいい。」

 

このコメントを読んだ時、最初は、確かにその通りだな、と思ったんですね。

正論ですし。ほんと、その通りなんです。

 

でもなんかね、モヤモヤ〜ってしてきたんです。

じわじわーっと。なんかしっくりいかないっていうか。

 

この気持ち、どこからくるんだ?と思い始めました。

 

それで、なぜかなと考えて行った結果、気づきました。

 

「今や女性も社会で働く時代。女性が働くのは当たり前。」

ここに矛盾を感じたんだ!って。

 

そうそう、女性が働くのは当たり前のようになってきました。

保育園も幼稚園も充実してきましたし。

女性活用とかいう言葉も生まれています。

 

でもね、正直、日本で母親が「活躍する」と言われるほど、

または、家計を支えるために稼ぐのはまだ難しい気がするのです。

 

 

それから、自分が母親になって気づいたことがあります。

それは、思ったほどお母さんたちは働きたいとは

思っていないということ。

 

その主な理由は、いろいろ。

 

「子育てに専念したい」

「子育てと仕事の両立ができない」

「独身時代働きすぎたから、今は子育てに専念して、好きなことをしたい」

 

などが多いですね。

 

働いているママの話に移ります。

私の周りのワーキングマザーは、ご主人の収入をサポートするため

働くママが圧倒的に多いです。

 

または、ご主人の勤め先の今後が心配だからという理由も見られたりします。

 

自己実現も兼ねて、家計を助けるために働く。

こういう方も多いです。私もどちらかというとそっちかな。

 

総合してみると、働いていない母親が私の周りには多く、

働いている母親たちも、パートだったり、フリーランスだったりで、

家計をメインで支えている方はごく少数。

 

なんでそうなのか?

その理由を挙げるとキリがありませんが、

働く母親を支援するサポートがあまりにも少ない。

そういう社会になっていない、というのは

大きな理由の1つです。

 

 

私の周りを見ても、大黒柱として家計を支える母親はとても少ないです。

そして、それはほとんど不可能、といった場合が多いのです。

 

(重ねて言いますが、もちろん、家計を支えているママ友もいます。

ただ、圧倒的に私の周りでは少数派です。)

 

 

一言にまとめますと、日本で友人や自分自身の置かれてきた環境を見つめてみると、

日本では、まだまだ女性(母親)がメインで働くことは難しいのではないかなと

思わざるを得ないのです。

 

それには、日本ならではの歴史的文化的背景があって、ここで語り尽くすことは

できないのですが。

 

 

なので、うまくまとめられないのですが、、

 

女性も働いているからといって

単純に世帯全体での収入を基準に換算する、というのは

あまりしっくりいかないのですよね。

 

世帯主でない、例えば母親がパートで稼ぐ収入と

世帯主が稼ぐ収入とは、意味合いが違う気がして。

 

 

私の考え方は、ひねくれている。または人によっては

遅れている、と言われるかもしれません。

 

でも、まだ日本社会では女性、特に母親が自由に

子育てをしながら働ける社会ではない、というのは私には断言できます。

 

なので、この政策がどうのこうのというよりも

政策に関するコメントの中で目にした

「女性が今は活躍する時代」という文章になんだか

違和感を感じてしまったのですね。

 

そうなればいいなとは私も思っています。

 

でも、現実はそうではないのですよね。

現実に沿った政策が取られることが大事なのではないかな、と思います。

 

 

なんだかまとまりのない記事を書いてしまいました。

すみません。汗

 

 

さて、今回の政策については、

お子さんがいない家庭、お子さんが19歳以上の家庭には

正直、いい政策には思えないかもしれませんよね。

 

正直がっかりすることも多い政治です。

 

私たちの収める税金も関わるし、とても身近な政治。

いろんな側面を持っていますね。

 

 

最後に

政治は、一つの政策を見ることも大事ですが、全体像を掴んでいくことが大事だと思っています。現在注目されているこちらの政策ですが、実はこれ以外にも

環境問題、脱炭素、憲法改正など、いろんな課題が山積みの日本。

 

 

一つ一つにどう政府がこれから対応していくのか?

 

海外の事例も参考にしつつも、日本独自の展開が求められるのではないかなと思っています。

 

母親として、一国民として考えて行動していけたらなと思っています。

 

 

ちょっと硬い内容でしたが、最後までお読みくださり本当にありがとうございました!!!(大感謝です!)