語学ママの語学マインドが整うブログ

通訳者・博物館英語ガイド・オンライン語学講師。語学学習を続ける語学ママの記録です☆

オリンピック開催と 光のうつしえ

語学ママブログへのご訪問、ありがとうございます。

 

 

とうとう、ついに!

オリンピック開幕ですね。

 

昨日の開会式、見られましたでしょうか?

インスタでは開会式の様子をあげていらっしゃる方が多かったので

注目されているなと思いました。

 

 

世界中のアスリートたちが

一つの場所で競い合う。

 

本当にすごいコンセプトだなと思います。

 

コロナの中、開催するのは本当に大変だと思うのですが、

開催できた今、最後まで無事故で

行われることを祈るばかりです。

 

バトミントンの試合を見たのですが、

真剣に戦う日本とオランダの選手の姿に

胸が熱くなりました。

 

大人も子供も、その真剣な姿に心を打たれます。

 

 

オリンピックが始まったこの時、私は

一気にこの本を読み終えました。

 

『光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島』(朽木 祥)|講談社BOOK倶楽部

 

 

 

私は島根県出身なので、広島はとても身近に感じることができる場所です。

広島にお友達もいますし、島根の友人は広島の大学に

通ったり、仕事に行ったりする人も多く、

何かとゆかりがあります。

 

 

小学校の修学旅行先も広島で。

大学時代には、平和学習グループを立ち上げ、原爆ドームを訪問しました。

 

原爆ドームですが、

私が小学校の時に行った時と

大学で訪問した時、全然違う展示内容になっていました。

 

当初は、ヒロシマの悲惨さを訴えることがメインだったように思いますが、

その後、戦争や核爆弾自体の恐ろしさを訴えることにも力を入れているような

印象を受けました。

 

 

今回ご紹介した本は、原爆が落とされた時、広島で

生活をしていた被害者の方達の

子ども世代が主人公。

 

原爆後遺症や原爆で大事な家族や

恋人を失った母親、祖父母、ご近所の方の辛い体験を

子どもたちが聞いて絵画や歌にしていくという

エピソードが散りばめられた本です。

 

 

初めて読んだのですが、涙なしには読めない本で、

なんとも言えない気持ちで胸がいっぱいになり、

たくさんの方に読んでいただきたいと思ったので

ご紹介しました。

 

語学をされている方にはなおさらです。

 

語学を学ぶ目的はたくさんあると思いますが、

語学を平和的な目的に使えることは一番尊いことだと思うので。。

 

そういう意識を高めることも

モチベーションアップにつながると思います。

 

この本は、英訳もされていて、

とっても素敵な本に仕上がっています。

 

私は、先月予約しました。

電子書籍でなく、手元に残したかったのですが、

手元に届くのは来年に入ってからのようで、、

随分先ですが、その時を楽しみにしています。

 

 

 

 

来年になってからですが、こちらも読めたらまた感想などアップしたいと思います。

 

オリンピックが開催できている今も

紛争はどこかで起こっていて。

 

何か小さなことでもいいので

貢献できる自分でありたいなと思います。