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3月2日。インドネシアの大統領がなんとも不明瞭な声明を出してくれました。。。
それにより、私も辛い立場にいる在インドネシア日本人の一人になってしまいました。。
内容としては、「初めてインドネシアで2人の新型コロナの感染者が出たが(そもそもそれは本当なのか??)、感染源はマレーシア在住の日本人」だったとのことで。
しかし、その日本人女性がどこで感染したのかはまだ不明なのに、ただただ日本人が感染源、という情報だけが先行して国内中に回りました。
その女性は、日本にも滞在してはいたようですがその時期が1月だったことから、日本で感染したとは考えにくい、とニューズウィーク日本語版に出ていました。
残念なのは。。この曖昧な情報から、日本人に対する差別的な発言があちこちで聞かれるようになってしまったことです。友人や、インターナショナルスクールに通う友人のお子さんたちは大変な思いをしたようです。心に傷が残るようなことを言われたそうです。
こういうことがないように、大使館や外務省の方で何か対策を打っていただけると本当に心強いのですが。。。
私自身も、逆の立場になった時、情報をきちんと把握し、差別的な思いを抱かず、思いやりを持てるよう、心がけていこうと思いました。
さて、前置きが長くなりました。
今日は、語学のコーチングについて書きたいと思っています。
まずは、コーチングと家庭教師の違いから行きますね。
私が家庭教師を初めてつけたのは、結婚してからなんです。それまで、語学の家庭教師について勉強したことはありませんでした。語学学校、通訳学校には通っていましたが。。。
駐在生活が始まってから、語学を本格的にやりたいと思い、夫に資金援助をお願いしまして。
英語はやり直し、インドネシア語は本格的に学ぶ思いで。
で、二年前ごろから、やっぱり家庭教師はいいな、と思いつつ、最近話題の(?)普通の家庭教師とコーチングってどう違うんだろう?と考えるようになりました。
そして、語学コーチという職業に興味を持ちはじめ、調べ始めました。
ですが!調べていくうちに、私自身としてはそこまで興味がわかなくなってしまったのです。。。(ゼロではないです笑)
私が興味をなくしていった理由をまとめてみますね。
1、やはり金額はびっくりするくらい高いですよね。。
もちろん、先生が準備をした考え抜かれたプログラムであることは分かり切っています。
でも、そんなに高い理由があるのか?
いや、もちろん あるんでしょうが、現実問題、それを払える人は限られています。(庶民感覚では)
2、コーチングは先生主導
コーチングをされている先生方のホームページをみると、「生徒さんの希望を聞いた上で、先生が責任を持って英語力をそこまで上げていく」と書いてあるものがほとんどです。
しかし、先生が主導しないと上手くいかないとは限りません。
素晴らしい先生であっても、教材の決め方が生徒さんの希望に100パーセント合ったものかどうかは、わからないと思うのです。任せ切ってしまうと、実は上手くいかないことだってあるのです。
ここで、私の経験をシェアさせていただきますと、、私はだいたい、インドネシア語を学ぶ時は教材を自分で決めて、学びたい項目も自分で全部決めているのですが(笑)、数回、先生にレッスンを丸投げしたことがあります。(普通、そうだと思いますが、、、笑)
その時は、びっくりするほど、つまらない授業だったんです。。(失礼なことを言っているのは承知です。汗)その先生のスキルは(コーチングができるくらい)とても高いはずなのです。しかし、私からすると、教材選びがいまいちだったのです。
先生が生徒に学んで欲しいと思うことと、生徒の希望がずれることがある、という一例としてご紹介しましたが、そんな経験から、どのレベルであっても、生徒さん自身が「こういう教材を学んでみたい」という自主性を持つ必要があると思うようになりました。
「こういう教材で学んでみたい」って、コーチングでなくても、普通の英語教室でもできることではないでしょうか?
実は、以前、夫が通っていた英会話教室の話をしてくれましたが、普通の英会話教室でも、「英字新聞を教材にして欲しい」とリクエストしたところ快く先生が受け入れてくれたとのことでした。
3、コーチングさえ受ければ、英語力は上がると錯覚してしまう。
英語力を上げるための方法はたくさんあると思います。別に特別なことをするのではなく、まんべんなく色々な勉強をしていく必要があります。それにはある程度の時間がかかります。
コーチングさえ受ければ、あっという間にペラペラになると勘違いしてしまう広告がたくさんありますが、「あっという間」の期間と「ペラペラ」のレベルは一人一人違います。
その上で本当にコーチングだけが残された道なのか、再考してみてほしいのです。
まとめ
コーチングの宣伝を見るとあまりにも過剰な広告が多く、私は不快感を覚えてしまいます。
そして、コーチングという言葉自体が新しくて響きがいいから、何と無くお金を払ってコーチングを受けてみた、という人が出流のではないかと(勝手に)心配しております。
こんなにボロクソに(笑)書いてものの、実は、私自身、いまだにコーチングというお仕事内容には興味を持っています。(ものすごい矛盾ですね。。)
一人ひとりの能力を真剣に見つめ、課題を与えていくことってものすごくやりがいがあるんじゃないかなって思うのです。
でも、それって普通の英語教室とか家庭教師としてある程度はできると思うので。。。
もし、将来的に私が英語(またはインドネシア語の?)先生をする機会が訪れるとしたら、コーチング、という言葉を使わず、私は普通の英語(またはインドネシア語)の先生としてレッスンを開講したいと思っています。
コーチングを受けようかな?と思っているどなたかの参考になれば嬉しいです。
もちろん否定をしているわけではありませんで、私のこれまでの経験と庶民的感覚から思うことを書かせていただいたということはご理解ください。