語学ママブログへご訪問くださり、ありがとうございます。
雨季のジャカルタ。今日も雨が降りました。
晴れ間が見えると、とにかく嬉しく感じてしまう今日この頃。
さて、今日は、語学について、最近考えていることを書きたいなと思っています。
今年に入って、実は一つ、決めたことがありました。
それは、「他の通訳者と自分を比べない」ということです。
いろんな思いをしてきたからこそ、この思いに行き着いたときは、とーっても楽になりました。と同時に、やる気というか、ガッツというか、情熱みたいなものも溢れてきました。
なぜそう決意したのか?ということですが。。
(またとりとめのない話になりそうですね。笑)
その前に、私が考える日本の語学業界の傾向を書きたいと思います。
これまた持論にすぎませんが、日本では、ある一種の刷り込みが行われている気がしています。
「語学には王道がある。お金を払えば、短期間でぺらぺらになる。」
という内容の宣伝があふれる一方で、
「日本人に英語力の習得は難しい。どれだけ頑張っても無理なんだから、諦めたほうがいい」という刷り込みもある気がしています。
例えばですが、通訳業界に限って見てみると、私が通っていたある学校については、
「あの学校は、帰国子女しか進級できない。」という噂が流れていました。
今振り返ると、それは、若干事実のような気もしています。
日本語力より、英語重視の通訳学校だったのかもしれません。事実はわかりませんが。
単に、その噂は、帰国子女でない私のような生徒さんのひがみに過ぎなかったかもしれないですし。。
何はともあれ、このような刷り込みであったり、思い込みであったり、ひがみ(?)であったり、そういう周りからの、いわば必要ないノイズ的な情報って、一度ゼーーーんぶ取り去って、語学と見つめ合う時間を取ったほうがいいかなと思うようになりました。
実は、通訳業を始めてから、私は他の通訳者の動向を気にしてしまうことが多かったような気がします。知り合いの通訳者が、通訳学校のクラスメートが大活躍しているのをネットなどで知ると焦ってしまったり。
ジャカルタに来て8年目なので、身近にいた通訳仲間は、どんどん通訳者のキャリアを積んで行っていますから。否が応でもそういう情報が入ってくるのです!!
(凄い時代です。)
でも、結局、他の人と比べても何もならないし、前進しないし、、しょうがないよなあ、と思うように。
自分は、語学を使って何がしたいのか?
この人生、誰かの語学力、誰かの人生と自分を比べて卑下して終わるだけでいいのか?
通訳者としてどんなことをしていきたいのか?
これだけを、シンプルに突き詰めていくことをしていきたいなと思うようになったのは、実はつい最近なのです。
力のない自分に頼ってくださるお客様がいることに感謝して、全力で業務を遂行すること。
「通訳者とはこうあるべき」という概念を捨て、自分がやりたい分野の通訳は何かを突き詰めていくこと。
通訳ができること自体に感謝すること。
さて、大きな通訳案件がつい最近終わったのですが、本当に私にお話を持って来てくださったお客様には感謝しかありませんでした。
私にしかできない、というと自惚れているような響きがするかもしれませんが、
私らしくできる仕事を受注できるようになるように、これからも頑張っていきたいな〜と思っています。
また徒然に書いてしまいました。。
読者の皆さんは、自分と語学、という点ではどんな夢をお持ちでしょうか?
野望、夢、目標。いろんな言い方ができますけど。
まだまだ私は模索中。
深めていく中で、またシェアできることがあれば書いていきたいと思っています。