ご訪問ありがとうございます。
今日は、数人のママ友さんからこれまで何度か聞いたことのある語学教育に関する悩みに対して、私の意見を書きたいと思っています。
それは、「もうすぐ幼稚園入園。幼稚園は日系かインターか、どちらにいれるべきか。」というお子さんの語学教育に関する質問です。
特にジャカルタに住んでいるママたちが皆、直面する問題だと感じています。日本だと、学費の面からもインターは敷居が高いですが、海外に住んでいると、会社から補助金がでたりして、インターに通わせる親御さんは少なくないのです。
これから書く私の意見は、一般的なもので、個別対応はしていないのであしからずですが、結論としましては、「6歳までに英語になんらかの形で触れておくことはとても大事。」「だけれども、インターに通わせることで日本語習得が遅くなるようなら、日系幼稚園に通わせるべき。」
ということでしょうか。
私の尊敬するバイリンガルママさんは、ご自身は中学校からカナダに留学され、そこから英語を習得されました。彼女いわく、「英語は、中学校からでギリギリだけど、間に合うよ。」とのこと。
さて、一方、日本語はどうでしょうか。
ひらがな、カタカナ、漢字の取得もですが、てにをはや、微妙な言い回しなど、こう言っては英語に(?)大変失礼ですが、随分難しい言語だと思います。
日本人でも日本語って難しい、と思う場面に遭遇したことはありませんか?
何より、母国語の習得が一番大事ですし。
そのタイミングを逃してしまっては、「後悔先に立たず。」という状況に陥ってしまうかもしれません。
ということで、くどい前置きでしたが、私は基本的には幼児教育に関しては、日本語中心がいいと思っています。
幼稚園時代に、母国語である日本語をしっかりマスターして欲しいのか。それとも、日本語は家でしっかり教えることにして、学校は英語の環境にしてあげるか。
最終的には、親御さんが判断することですが、とても大事な判断になるとおもいます。
先ほどご紹介したバイリンガルママさんも、「子どもには、環境が許さず、インターに通わせたけど、日本語習得という意味では、日系の幼稚園に入れたほうがよい。」とおっしゃっていました。その後に影響が出るとも。
それでも、私自身もお子さんをインターに行かせた方がいいと思う場合があります。それは、「海外駐在は、おそらくこれで最後。今しかインターに通う機会がない。」という場合。帰国後は日本の学校に通うことになるのでしょうから、日本語の環境にどっぷりつかることになるので、理解できます。
でも、今後、また海外駐在(特に英語圏)の可能性がある方の場合は、インターに入れるチャンスが今後も増えるということですよね。
それがお子さんが何歳の時になるかにもよりますが、私の先輩のお話によると、「英語の習得は、中学校からでも遅くない!と知った上での判断が必要」なのかな、と思います。